息子 誕生
医師からの衝撃の一言..
うーん、赤ちゃんの心拍が時々弱まる時がありますね。 early delivery をしましょう。
ん??!突然のことで理解が出来ず、earlyっていつかな?来週くらいか??と頭の中はグルグル。
ボーっとしている私に、看護師さんが着替えを促します。はい、これに着替えてください!と渡されたのは入院着.. まだ状況が飲み込めない私は あの〜earlyって..今からですか?と聞くと、そう!今からすぐに分娩室に向かいます!との衝撃のお言葉.. もうなにがなんやら分からず、私今日ビーサンだよ! しかもなんの準備もしてきてない! とパニック状態に陥りました..
夫に連絡させてください!と言うとNo time!と言われ焦る焦る.. じゃあ1分あげるからすぐ連絡して!言われ夫に電話..もうパニック状態で言葉が出てきませんでした。
絞り出すように伝えたのは、 今から産むことになった。詳しいことは何もわからないけど.. ということだけでした。私は言った記憶はないですが、後から夫に聞くと 大丈夫、1人で産めるよ。帰っていいよ と言っていたらしい.. 覚えてない!
看護師さんに、もう歩いちゃダメですと言われ車椅子に乗せられ分娩室へ。人工破水をされ、促進剤の投与が始まりました。そこから子宮口が開くまで10時間待ちました。(夫も分娩室に一緒に入室)しかし、肝心の赤ちゃんが降りて来ずで緊急帝王切開が決まりました。口頭にてリスクの説明があり、同意書にサインをしました。でもその頃にはもう気持ちは大分落ち着いていて、焦りはありませんでした。手術室に運ばれ麻酔の効き具合を確認された後、すぐに帝王切開が始まりました。始まってすぐに赤ちゃんが取り出され、泣き声が聞こえてきました。
あぁ、可愛い声だなぁというのが最初に思ったことです。その後赤ちゃんが連れてこられ、お股の確認がありました。
男の子であること、赤ちゃんの体重、生まれた時間を教えてもらいました。後にこの3つの情報は何度も確認されました。赤ちゃんの取り違えを防ぐ目的があるようです。出産後の朦朧とした頭ではなかなか覚えられず大変でした..
息子は体重もしっかりあり、健康だということを聞き安心しました。 こうして長い長い1日が終わりました。